介護人材育成システム

「長年の悩みを解決するために創られたシステムです」

日本は超高齢化社会を迎え、今や『介護』はすべてのひとの傍に存在しています。

誰もが「いい介護」を受けたいと望むものの聞こえてくるのは介護人材の不足の慢性化や それに伴う介護の質の低下、介護士の収入格差など社会問題となるような暗いニュースばかりです。

当法人は、特許を取得した介護人材育成システムを確立し介護業界の長年の悩みを払拭するために設立されました。

仕事を支える要は「ひと」です。

どんな業界であれ、仕事を支える要は「ひと」です。

この「ひと」の教育が一番難しいのですが当法人は、育成する側の力量や手腕を問わない人材育成システムとして システムの根幹にチェックリストを利用しています。

このチェックリストは、長年の介護現場の経験を濃縮し、まとめたものです。

国のキャリア段位制度の内容も盛り込んでおりプロとしての基礎教育が磐石となるよう 介護技術の基本から、社会性および管理者の人格育成まで多岐にわたる項目となっています。

『介護のプロを育てることが、未来を明るくする』

私たちは 『介護のプロを育てることが、未来を明るくする』と信じています。

実際のところ 『いい介護』とはどんなものでしょうか。

私たちは、「プロのいる家庭」だと思っています。

自分の家にいるように寛げる空間で ご利用者様の「したいこと」や「できること」を理解し さりげなくサポートをするのが、プロの介護士ではないでしょうか。

自分だけではできないことが増えても、助けてくれるひとがいる。 年齢を重ねることに不安のない社会は、きっと明るく楽しいものです。

このシステムが広く普及し、たくさんのプロ介護士が誕生すること また彼らによる「質の良い介護サービス」を 皆様にご享受いただけることを、願ってやみません。

ヘルスケア人材教育協会の想い

県立病院での院長職を務め、退任後も一医師として診療のみならず介護現場との関わりをもってきました。

 昨今、人材不足が医療・介護業界において深刻化するなか、介護施設において職員のモラルの低下による目を疑うような事件が後を絶ちません。物言えぬ高齢者に閉鎖的な環境という独特な社会が、医療介護人としての初心を忘れさせるのではないでしょうか。

 したがって、まさに人材難である今こそ、教育が大事なのです。

ひとの命に寄り添って生きることができる喜びを感じながら、充実した毎日をおくれるように、専門の職業としての向上心や技術、なにより「人としての優しさ」をこれからの日本の医療・介護を支える人たちに伝えていきたいと願っています。

大安寺は、奈良時代には国家筆頭の官寺として壮大な伽藍を誇り、887名の学侶が居住して勉学修行に励む、仏教の総合大学といえる寺院でした。

大仏開眼の導師を勤めたインド僧の菩提僊那をはじめ、多くの渡来僧が居住して先端の文化を伝えるとともに、最澄や空海など平安仏教の立役者も学んでおり、当時の人材教育の場として重要な役割を担っていました。

 医療・介護人材の教育の場の提供はもとより、いかに質の高い職員を生み出してゆくのかという業界の喫緊の課題に真正面から取り組むとする姿勢に、かつての大安寺を思い、強く賛同いたしました。

 以上の経緯から、私はこの協会を心より推薦し、一日も早く、全国に質の高い医療介護職員が増えてゆくことを期待すると共に、そうなることを確信しております。

社会福祉施設のスタッフが充実した仕事を続けるには、どうするのか。

その決め手が確立しているとは申せません。どの施設も優秀な人材の確保には苦慮していると聞きます。

働き手のみなさんが、厳しさの中にも楽しさがあり、満足して仕事を継続できる職場づくりの手法を確立させるサポートをしたいと考えています。

人づくりは教育から。

この法人が、少しでもお役に立てばと念願しています。

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